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![]() 身近な生活の中のおいしさあれこれを1ヶ月に1度お届けします 森下典子 |
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![]() | 2010年2月―NO.87 白餡の上品な甘さと共に、 日本の美意識の豊かさに心が満たされる。 三英堂の「四ケ村」(しかむら)
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| 2010年1月―NO.86 マネケンの「ベルギーワッフル」ができ、 日本にワッフル・ブームが起こった。 今では、誰もがワッフルを知っているし、 食べたい時いつでも食べることができる。 マネケンの「ワッフル」
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| 2009年12月―NO.85 辛い時、苦しい時、 あの幸せな瞬間の記憶が、「生きていく力」になってくれる。 森永製菓の「ホットケーキミックス」
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| 2009年11月―NO.84 生醤油とやげん堀の七味がかかっている。 そりゃあ、とまらないのはわかっている。 また罪深いものを知ってしまった……。 よ兵衛の「生醤油唐辛子」
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| 2009年9月―NO.83 子供の頃は苦手だったのに、 今はピカピカ光る「半殺し」のもち米と 甘い餡子の組み合わせが、体にしみる。 サザエ食品の「十勝おはぎ」
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| 2009年8月―NO.82 これが「わらびもち」なら、 私が今まで食べてきたのは なんだったんだろう? こ寿々の「わらびもち」
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| 2009年7月―NO.81 起きぬけのカレースープの味は、さわやかな刺激である。 頭皮にじんわりと汗がにじむ。 軽く興奮したように頭の芯がカーッとし、 くっきりと目が覚める。 思いなしか、いつもより「やる気」が出る気がする GABANの「手作りのカレー粉セット」
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| 2009年6月―NO.80 京都からわざわざやってきた、 手のひらで包めるほどの小さい世界。 蛍の光が照らす範囲の小さな美の世界の、 この充実感はなんだろう。 末富の「沢辺の蛍」
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| 2009年5月―NO.79 口に入れると、 もっちりとした外郎の触感と、 黄身餡のまろやかな甘さが混じり合い、 目にも舌にも、豊さが広がる。 塩瀬総本家の「びわ」
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| 2009年4月―NO.78 口に入れると、葛がひんやりとし、うっすらと甘い。 なめらかに口どけして、すーっと消える。 日本の初夏の冷たい葛菓子である。 美濃忠の「初かつを」
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| 2009年3月―NO.77 鯛焼きって、なんでこんなにうまいんだろう。 どら焼きも、今川焼きも、人形焼きもあるのに、 なぜか鯛焼きでなくてはダメな時があるのだ。 不思議だ……。 新世界の「鯛焼き」
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| 2009年2月―NO.76 風土が生み出した和菓子は、 こんなにも洗練されている……。 五郎丸屋の「薄氷」
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| 2009年1月―NO.75 なんだろう、この安堵感。 埋まり込みながら、 顔がすっかり緩んでしまうのだ。 まい泉の「ヒレかつサンド」
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| 2008年12月―NO.74 奥の奥から、深〜い味がわいてきて、 心と脳に沁みていく。 感情のようなさまざまな味と香りが、 分かちがたく混じり合う。 近為の「味噌たくあん」
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![]() | 2008年11月―NO.73 さらさらした卵風味の黄身餡が、 極上の小豆餡と口の中で混じり合い、 そこに栗の味と歯触りが入り混じる。 この調和……。 大吾の「爾比久良」
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| 2008年10月―NO.72 私と母は、半口食べて、初めての味と触感に、 思わず顔を見合わせ、一斉に言った。 「うわーっ!」 「おいしー!」 ちもとの「八雲もち」
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| 2008年9月―NO.71 さらさらとした、なんてきれいな味だろう! 餡をどれほど丹念に晒せば、この「さらさら」になるだろう きめ細かい舌触りを追いかけるように、 ちょっと遅れて、小豆の風味がやってくる 山田屋の「山田屋まんじゅう」
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| 2008年8月―NO.70 十勝産の小豆を丹念に晒したという餡子は サラサラとして、甘味も抑えられ、実にさっぱりとしている 口の中に、小豆の風味が豊かに香った 徳太樓の「きんつば」
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| 2008年7月―NO.69 これを1粒頬張ると、ほどよい酸味とまろやかな甘みに、 こんこんと新鮮な唾液が湧き、 深い旨みの境地に連れて行かれる 梅いちばんの「黄金漬」
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| 2008年6月―NO.68 愛知の麺はデリケートである 芝安の「梅・昆布うどん」
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| 2008年5月―NO.67 これらが食卓に並んでいたら、私は何も言うことはない 幸福は、虹の向こうや山の彼方ではなく、皿の上にある 魚久の「粕漬け」
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| 2008年4月―NO.66 一切れ全部食べ終わったら、 心がふわ〜んと大きな弧を描いて、 遠くへ飛んだ気がした 砂田屋の「酒ケーキ」
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| 2008年3月―NO.65 優しく滋味豊かな、 お豆腐屋さんの良心の味がした。 鎌倉小町の「豆乳パウンドケーキ」
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| 2008年2月―NO.64 人はこんなにささやかな飴菓子で、 豊かさを感じることがある。 九重本舗玉澤の「霜ばしら」
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| 2008年1月―NO.63 「京女みたいだ……」 前歯が薄いひとひらをサリッと噛むたび、 私はその薄さと繊細さに感動した。 大藤の「千枚漬」
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![]() | 2007年12月―NO.62 どこをとっても本格的である。 これがあれば私はもう、 冬の夜、「鍋焼きうどん」食べたさに、悶えることはない。 キンレイの「鍋焼うどん」
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| 2007年11月―NO.61 なるほど、これは何もいらない。 醤油もネギも鰹節も邪魔になる。 豆腐って、そういうものだったのか!と、膝を打った。 太田豆腐店の「竹豆腐」
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| 2007年10月―NO.60 どら焼きが薄い、ということ自体、新鮮な食感だった。 皮も餡子も甘めだが、その薄さゆえに程がいい。 梅花亭の「どら焼き」
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| 2007年9月―NO.59 「んーっ!」 あたりから、驚きと溜息が起こった。 東北の秋の豊かさが、 このお土産に見事に凝縮されていた。 中松屋の「饗の山」
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| 2007年8月―NO.58 涼しさ、辛さ、酸っぱさ、甘み……。 歯ごたえにうなり、刺激を追いかけ、 過激から逃げて安らぎ、また麺をすする。 器の中でそれを繰り返し、 食べ終わった時の、えもいわれぬ涼やかな満足感……。 ぴょんぴょん舎の「盛岡冷麺」
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| 2007年7月―NO.57 この一粒の宝石を味わいながら、 顔をすぼめ、目を細め、 私は季節の幸せに、思わず微笑む。 源吉兆庵の「陸乃宝珠」
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| 2007年6月―NO.56 きな粉のざらざらと、 黒糖蜜のコクのある強い甘さが混じりあい、 それがやがて、ひんやりとしたくず餅の ぶりぶりとした冷淡な歯ごたえと 絡み合っていく 船橋屋の「くず餅」
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| 2007年5月―NO.55 これ以上引くものがないほど引き算をした麺である あえて究極の引き算で勝負したのには、 厳選した素材への自信と、強いポリシーが感じられる 雲仙きのこ本舗の「養々麺」
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| 2007年4月―NO.54 いっぺん食べたら忘れられない、 強烈なインパクトのおせんべい うまい餡子を食べた後は、 お茶の味が体にしみ入る気がする 柴舟小出の「柴舟」と中田屋の「きんつば」
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| 2007年3月―NO.53 この味は、忘れがたい。 ヘラにこびりついたごはんまで、 歯でこそいで食べたことは言うまでもない 木やだんごの「五平餅」と 木曽ごへ〜本舗の「ごへ〜餅」
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![]() | 2007年2月―NO.52 あのチョコレートの畝の隙間に挟まったクルミを見ると、 懐かしさと同時に、ふっと合格発表の日の、 羽根の生えたような嬉しさを思い出す 喜久家洋菓子舗の「チョコレートケーキ」
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| 2007年1月―NO.51 真面目で素朴であることは、なんてすてきなことだろう 私は「鳩サブレー」に、由緒正しき焼き菓子の香りを嗅いだ 豊島屋の「鳩サブレー」
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| 2006年12月―NO.50 スイスチョコレートと、スポンジと、 クルミのバランスがピタリと合って、贅沢な味がする 自分がキラキラと輝く世界にいるような、幸せを感じるのだ トップスの「チョコレートケーキ」
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| 2006年11月―NO.49 舌がとろんとなり、 それは、心までしみて、 私はとろんとなった さいとう製菓の「かもめの玉子」
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![]() | 2006年10月―NO.48 もちもち噛むと、栗とむし羊羹とが、 実に自然で豊かな味わいに調和する その調和の中に、常に絶えることなく 竹皮の芳ばしさが漂い香る 松葉屋の「月よみ山路」
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| 2006年9月―NO.47 ほっこりした「芋きん」を温め直すと、 人恋しくなるような香ばしさがたつ。 その香りを嗅ぐたびに、 私は、風に揺れるススキのようだった シュウちゃんを思い出す。 満願堂の「芋きん」
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| 2006年8月―NO.46 サイダーの水は、ガラスのように透明で、美しい。 それが華やかに泡をまとうと、 なんだか、めでたいような、嬉しいような、 景気のいい気持ちになった。 アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」
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| 2006年7月―NO.45 どこのお店のカレーよりも 「ボンカレー」が好きだった。 舌に「ボンカレー」の味が染み付いた。 大塚食品の「ボンカレー」
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| 2006年6月―NO.44 ただ黙って、枝豆の滋養の味が、 細胞に行き渡るままにするこの幸せ! 脳みその神経の端々までが、 枝豆の味を読み込むように味わっている気がする。 ずんだ茶寮の「ずんだ餅」
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| 2006年5月―NO.43 たべものは、「もういっぱいだ」と思うより、 「もう少し食べたい」と、感じるくらいの方が、 はるかにおいしさが勝る。 空也の「空也もなか」
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| 2006年4月―NO.42 横浜・馬車道の交差点に立ったら、 きっと食べたいものは、 おいなりさんに変わる…… 泉平の「まぜ」
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| 2006年3月―NO.41 純粋に「柿の種」だけに向き合い、 歯ざわりを頭蓋骨に響かせ、 それが次第に激しく、とりつかれたように熱狂していく…… 浪速屋製菓の「柿の種」
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| 2006年2月―NO.40 長く厳しい冬を越えて、やっと春は来る そんな北海道の歓喜が、 このチョコレートの中に、詰まっている気がした… 六花亭の「ホワイトチョコレート」、 「ストロベリーチョコレート」
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| 2006年1月―NO.39 「いやぁー、さすがは伊勢の赤福だ」 と、 どこかで父の声が聞こえた気がした 赤福の「赤福」
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| 2005年12月―NO.38 ブリン、ブリンと噛むと、 白い身から、じわんじわんと、魚の旨みが出てきて、 口いっぱいに広がる 魚貞蒲鉾店の「すまき」
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| 2005年11月―NO.37 私はいつになく、一切れで満たされた 充実感とは、こうゆうものかもしれない 開運堂の「笹巻き栗むし羊羹」と「道祖神」
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| 2005年10月―NO.36 世の中には、舌や胃袋でなく、 心を満たしてくれるお菓子があるのだ 月世界本舗の「月世界」
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| 2005年9月―NO.35 独特の香りが漂って、つい、「ん〜」と、深呼吸してしまう 壽屋の「黄金芋」
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| 2005年8月―NO.34 ん〜、「すぐき」と茶漬けはよく似合う 土井志ば漬本舗の「すぐききざみ」
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| 2005年7月―NO.33 夏になると自然に、「ナタデココ」や「タピオカ」などの、 アジアンデザートを食べたいと思うようになった 森永乳業の「ナタデココヨーグルト」、 フジッコの「ナタデココ プレーン」、 安曇野食品工房の「ココナツミルクタピオカ入り」
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| 2005年5月―NO.32 「ん〜」 そのやさしい食感にほだされ、思わず、 自分の小鼻がふくらむのがわかった 清月堂の「おとし文」
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| 2005年4月―NO.31 私はこれを食べるたびに、 いつもバージョンアップの進化の過程を 頭の中で反芻してしまう 立田野の「白玉クリームあんみつ」
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| 2005年3月―NO.30 あの黒く焦げた皮や、 まわりにはみ出した「みみ」を思い出すと、たまらなくなる 柳屋の「鯛焼き」(「いとしい たべもの」)
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| 2005年2月―NO.29 スカスカの頼りなさが愛しくて愛しくて、 思い余って、いじめてやりたいような妙な心境になる ミスタードーナッツの「フレンチクルーラー」
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| 2005年1月―NO.28 黒豆の皮の香ばしさ。黒豆の奥の繊細な甘み もろもろの養分がぎゅっとつまった充実感 賢いような、強いような、深いような 「黒豆の命」そのものの味がした むか新の「丹波黒豆羊羹」
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| 2004年12月―NO.27 強く甘い果物の精のような香りが、 ゆらりと鼻に抜けた くらっとするようないい香りだった 不二家の「サバラン」
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| 2004年11月―NO.26 残りご飯を、こんなに贅沢な料理に変えてしまう ケチャップは、魔法のソースだと思った カゴメの「トマトケチャップ」(「いとしい たべもの」)
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| 2004年10月―NO.25 「1番」のものを2つながら口にした 「……うわっ!」、これはもう、 罰当たりなほどの美味である クラブハリエの「バームクーヘン」と ロッテの「爽」
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| 2004年9月―NO.24 その自然で、気取りのない味が なんだか体にも心にも優しく馴染む気がする 舟和の「芋ようかん」(「いとしい たべもの」)
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| 2004年8月―NO.23 人間は完璧なものに耐えられず ちょっと壊れたもの、乱れてものに、 心惹かれる生き物かもしれない 後文の「かんざし」
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| 2004年7月―NO.22 なんだか、昔いた場所に 戻ったような気がする 私の体内の血液が 「海」を思い出しているのかもしれない… 桃屋の「江戸むらさき ごはんですよ!」 (「いとしい たべもの」)
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| 2004年6月―NO.21 声にならない声が出て、顔が笑っていた うまいものを食べると、人は自然に顔が笑う 新宿中村屋の「ビーフカリーパン」
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| 2004年5月―NO.20 牛乳の自然でほのかな甘みと、 南蛮菓子の素朴な卵の風味と甘さを、共に味わいたい 松翁軒の「カステラ」(「いとしい たべもの」)
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| 2004年4月―NO.19 同じ鋳型にはめて焼いているのに、 「おやき」は少しずつ個性が違う なんだか、人間に似ている 十勝おはぎの「十勝大名おやき」
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| 2004年3月―NO.18 幸せって、こんなところにあったのか! 幸せって、メロンパンの表面に 薄く塗られていたのだ 山崎製パンの「メロンパン」
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| 2004年2月―NO.17 「どん兵衛」自身の味が好きだ 「どん兵衛きつねうどん」は、 「どん兵衛きつねうどん」なのだ 日清食品の「どん兵衛きつねうどん」(「いとしい たべもの」)
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| 2004年1月―NO.16 思い焦がれた「花びら餅」は、 まさに想像したとおりの味がした 私はその時、「満足」とは、こういうことをいうのだと思った とらやの「花びら餅」
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| 2003年12月―NO.15 卵の黄身の濃厚な風味と甘さ…… 歓喜しながら、瞬く間になくなってしまっていく 小さな金色の藁束を、惜しむように食べた 石村萬盛堂の「鶏卵素麺」
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| 2003年11月―NO.14 ふわふわの「ブタまん」を頬張ると、 自分がものすごく無防備で 幸せそうな顔になるのがわかる 江戸清の「ブタまん」
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| 2003年10月―NO.13 お椀一杯なのに、 なんだか湯舟に肩までひたり、 のびのびと手足を伸ばしたような気分になった 永谷園の「あさげ」「ゆうげ」
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| 2003年9月―NO.12 上質の素材を使って 丹念に作られた羊羹の味は すぐにそれとわかるのである 八木菓子舗の「元祖 三石羊羹」
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| 2003年8月―NO.11 ソースさえうまければ、何もかもおいしい ソースとは、そうゆう魔法の液体なのだ ブルドックソースの「ブルドックとんかつソース」 (「いとしい たべもの」)
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| 2003年7月―NO.10 真夏にダレがちな食欲にガツン!と喝を入れてくれるのは やはり、あの鼻腔をくすぐる黄金色の香辛料の香り ハウス食品の「バーモントカレー」(「いとしい たべもの」)
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| 2003年6月―NO.9 驚きだった。こんな水羊羹、初めてだった やられた!というか、もう、たまらないのである たねやの「本生水羊羹」(「いとしい たべもの」)
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| 2003年5月―NO.8 にぎやかな旨さは、 何となくどこかへ出かけたい気持ちを呼び起こす ふっと、レンゲ畑がみたくなった セブンイレブンの「ご予約弁当」
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| 2003年4月―NO.7 上品な餡の甘さと、塩気のきいた桜葉の香りが混ざり合う そのバランスは、他のどんな味にも似ていない 長命寺桜餅山本やの「桜餅」
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| 2003年3月―NO.6 「シウマイ弁当」を食べる時、 自分の幸福の配分について、考えているのかもしれない 崎陽軒の「シウマイ弁当」(「いとしい たべもの」)
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| 2003年2月―NO.5 なんだか、自分が受け入れられ、 肯定されているような感覚を覚える もはや、私の人生の一部になってしまっている サンヨー食品の「サッポロ一番みそラーメン」 (「いとしい たべもの」)
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| 2002年12月―NO.4 どっちも最高 卵焼きは、わざわざ買いに行くべきものである 松露の「玉子焼き」となだ万厨房の「だし巻玉子」
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| 2002年11月―NO.3 たった一つの小さな柚子まんじゅうの中から、 繰り返し放たれる甘さと香り 長門の「柚子まんじゅう」
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| 2002年10月―NO.2 まるで秋の森の小道を散策しているみたいな 深い気持ちになる アール・エフ・ワンの「森のきのこサラダ」
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| 2002年9月―NO.1 ぽくぽくとした歯ごたえと、 それにからまるモチモチ感 今年もちゃんと、秋が来た… 鶴屋吉信の「栗まろ」
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