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缶体保温カバー付蒸気釜をご利用されているお客様へ

 缶体保温カバー(省エネルギーガード)は、保温部分を触っても火傷しない、冷めにくいなどのメリットがありますが、ジャケット部分が保温カバーに覆われているため、ジャケットが経年劣化による腐食等で蒸気漏れを起こした場合、発見が遅れる危険があります。
 ジャケットから蒸気漏れが起こると、通常は保温カバーの外面が熱くなる、膨らむ、または保温カバーに亀裂が発生し、ドレンや湯気が出てくるなどの異常が起きます。
 そのまま使用し続けると事故の危険があります。

東京工場

 2005年後半以降の出荷機は、ジャケット部分の破損確認と保温内の圧力確認のため、抜バルブ(ボールバルブ)を付けています(一部、プラグ止めの機械があります)。機械の使用前後に、缶体保温カバーの状態と抜バルブを開閉し保温内に圧力がかかっていないこと、湯気やドレンが出てこないことを確認して下さい。

 2005年以前の出荷機につきましては抜バルブが付いておりません。機械の使用前後に、缶体保温カバーの状態を確認してください。また、安全のために抜バルブの取り付けをお勧めします(部品代・作業費ほかは有償)

(2017年12月5日)